◇ソーラーパネルとは◇
ソーラーパネルとは別名、太陽光パネルとか太陽電池などと呼ばれる場合があります。
ソーラーパネルは大抵、複数のセルから構成されています。セルとはP型半導体とN型半導体を接合させて作られたもので、太陽光がセルに当たると電気が流れます。
ソーラーパネルは大きく分けてシリコン系、化合物半導体に2分類されます。シリコン系は結晶系と非結晶系に2分類されます。化合物半導体では結晶系のものがあります。
結晶系には多結晶と単結晶に分かれており多結晶よりも単結晶のほうが製造コストがかかり高価です。
ソーラーパネルは用途によって選び方が違います。一般住宅用としては多結晶セルや単結晶セルのものが一般的です。
屋根の構造などから面積をあまりとれない場合がありますが、単結晶セルのものの方がパネルの発電効率が良い分、単位面積が小さく済むという理由から好まれて利用されるケースがあります。
また多結晶セルは製造コストが安い分ソーラーパネルの単価が安いのが特徴です。最近では多結晶セルでも、かなり高効率なものが出回っており、コスト面から単結晶セルよりも需要が多いと思われます。
特殊なものとしてアモルファスシリコン太陽電池のように薄膜のものもあります。薄くて曲面などに使用できるものもあり、一般的なものとして電卓に使われています。
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