◇バッテリーとは◇
バッテリーにはいろいろ種類がありますが一般的には鉛蓄電池のことをいいます。簡単に説明すると鉛と二酸化鉛の電極板の間に希硫酸の電解液の入った構造になっています。バッテリーの大きさは例えば105Ahのような単位で表されます。数値が大きいほど沢山の電気を貯めることができます。
バッテリーは深度を深く使用してしまうと、いわゆるバッテリーがあがったという状態になってしまいます。
通常のバッテリーでは、このような状態にして放置しておくとサルフェーションという結晶物が電極に付着してしまい本来の力を発揮できなくなってしまいます。最悪なことに一度付着したサルフェーションを溶解することはとても困難です。(パルサーによってサルフェーションを溶解する技術もあります)
ソーラー発電で使用するバッテリーは大抵ディープサイクルバッテリーというものを使用します。
普通車に使用しているような通常のバッテリーとは異なり深度をかなりとってもサルフェーションの付着がしにくい構造になっています。
独立電源用にディープサイクルバッテリーを使用する場合は、いくらディープサイクルバッテリーだからといって100%の深度で使用することは好ましくありません。独立電源の要はバッテリーをいかに大事に使うかがポイントです。深度が浅ければ浅いほどディープサイクルバッテリーの寿命が延びます。
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